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ネパール大地震:7月1日~31日までの協力団体からの更新情報です。

2015.08.05

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UMN

(1)緊急支援の完了
●4月25日の大地震発生以来、UMNは12,179世帯に対して緊急支援物資の配布を行いました。震災から2ヶ月が経過した6月26日、地震発生から2か月間続けてきた緊急支援は、無事に完了しました。
(2)復旧・復興段階の支援
●緊急支援が完了し、今後UMNは、ダディン郡の5つの村で2年間復興支援活動を行う予定です。UMNは、3つの主要パートナーと2日間のワークショップを行い、今後の活動における優先順位などについて話し合いを行いました。
●UMNはTearfund UKとシェルター支援の分野で共に活動を行っていく予定です。これにより、UMNは支援を必要としている人たちに対し、自宅の再建に必要な資材や人件費を賄うための現金や引換券を提供できるようになる予定です。
●UMNでは、子どもたちのための仮設学習スペース建設計画を進めています。首都のカトマンズにひとつめの施設を建設する予定で、その後その他の地域にも同様の施設を建設する予定です。

アナンダバン病院

(1)病院の修理・再建
●大地震によるアナンダバン病院の被害に関し、専門家による調査を受けた結果、手術室、スタッフ用宿舎2棟、検査室の大規模な修復と耐震工事が必要であることが明らかとなりました。また、病院の本館、ゲストハウス、発電室、スタッフ用宿舎3棟は、取り壊して建て直す必要があるとの指摘を受けました。
●屋外のテントではなく、屋内で患者に治療を行うことができるよう、現在、仮設病棟の建設を進めています。2016年からは病院の再建工事を開始する予定です。
(2)負傷者へのリハビリテーション
●アナンダバン病院は、大地震で負傷した患者に対し、病院でリハビリテーションを提供しています。しかしネパールでは、遠隔地に住む人たち、負傷した人たち、障がいをもった人たちがリハビリテーションを受けに病院に通うことは非常に困難です。そのため、アナンダバン病院では、地方や遠隔地でリハビリテーション・キャンプを実施しています。

 

*ネパール大地震被災者支援活動と災害救援復興指定寄付についてはこちらをご覧ください。
*協力団体の概要については、こちらをご覧ください。(PDFで開きます)
*5月12日~18日までの協力団体からの更新情報についてはこちらをご覧ください。
*5月19日~31日までの協力団体からの更新情報についてはこちらをご覧ください。
*6月1日~14日までの協力団体からの更新情報についてはこちらをご覧ください。
*6月15日~30日までの協力団体からの更新情報についてはこちらをご覧ください。

6 Sirjana Tamang with Anandaban Physiotherapist & JOCS applicant Apsara Ghimire

リハビリテーションを受ける女の子(写真提供:アナンダバン病院)