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チャリティ映画会2017 作品決定

2017.06.15

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10月20日開催の、JOCSチャリティ映画会の作品が決定しました。
母 小林多喜二の母の物語』 (原作:三浦綾子)です。ぜひご予定ください。

“わだしは小説を書くことが あんなにおそろしいことだとは思ってもみなかった あの多喜二が小説書いて殺されるなんて――“

「蟹工船」などのプロレタリア文学を世に書き残し、治安維持法下で殺された作家、小林多喜二。多喜二を支えた心優しい母親・セキの物語です。

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◆上映日時:2017年10月20日(金)
 ①10:30-12:50 ②14:00-16:20 ③18:30-20:50 開演の30分前開場、各回入れ替え制
◆上映場所:カメリアホール
 東京都江東区亀戸2丁目19−1 カメリアプラザ3階 アクセス)JR亀戸駅から徒歩2分
◆チケット※ 代金: (※2017年8月から販売) 前売り1,200円 当日1,500円
◆前売りチケットお申込み
下記お申込みフォームから↓
◆ストーリー:
小林多喜二の母・セキは、秋田県釈迦内村、小作農と小さなそば屋で生計を立てる貧しい家の娘に生まれた。当時の小作人は、地主に50%もの地代を払わねばならなかった。貧しい農家の娘たちは身売りするより仕方がない。 セキの幼なじみの少女も売られていった。 学校へ行きたくても、学校は男の行くところだと親からは相手にされない。 15歳で小林の家に嫁いだセキは三男三女を生み育てたが、長男は病死。次男が多喜二である。セキは優しい母親であった。 自分は字も書けなかったが、多喜二は叔父の世話で小樽高商(現小樽商科大学)まで卒業させてもらい、銀行に勤める。 当時の銀行は大変な高給で、一生涯楽に暮らせる程であった。しかし多喜二は貧しい人の味方となって小説を書き、 武器を作るお金で皆に白い米のご飯を!と反戦を訴え続けた。 そんな彼の小説は危険思想とみなされ、遂に多喜二は国家権力によって殺されてしまう。 
セキは自分の息子が悪い事なぞするわけがないと多喜二を信じ続けていた。
そんな折、娘のチマに教会へと誘われる。そこでイエスの死について話を聞かされたセキは、何も悪い事をしていないのに殺されたイエスと多喜二の姿を重ね合わせ、思いを巡らす――。

◆原作:三浦綾子(「母」角川文庫) 
◆監督・制作総指揮:山田火砂子 
◆出演 : 寺島しのぶ 塩谷瞬 山口馬木也 佐野史郎 渡辺いっけい
◆制作:(株)現代ぷろだくしょん 
◆『母 小林多喜二の母の物語』予告編動画
◆上映会お問合せ:

公益社団法人 日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)東京事務局
〒169-0051東京都新宿区西早稲田2-3-18-51
E-mail: movie@jocs.or.jp TEL:03-3208-2416 FAX:03-3232-6922
担当:河井