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6/2(土)勉強会「異文化における地域医療・へき地医療支援  ~タンザニア・タボラ州の事例~」

2018.04.20

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 2018年度第1回勉強会は、タンザニアでの活動を終えて帰国した弓野綾ワーカーを講師に迎えます。
 弓野ワーカーは聖アンナ・ミッション病院を主な活動場所として、病棟や外来での診療に携わるとともに、現地の医療ニーズにこたえて慢性疾患外来を開設しました。またJOCSがタボラ大司教区保健事務所と実施した「診療統計分析能力強化プロジェクト」にも加わり、タボラ大司教区内の保健事務所の統計データ取集やエビデンスに基づく医療状況の分析などの活動を支援してきました。
 勉強会では、タンザニアで2番目に貧しいと言われるタボラ州の保健医療事情や社会、文化などを知り、日本とは大きく異なる環境で、病院内の仕組みづくりやスタッフ、患者の教育・啓発を進めてきた弓野ワーカーの取り組みを通じて、へき地での医療支援を学びます。
 海外での保健医療協力にご関心のある方はぜひご参加ください(要事前申込み)。
 また勉強会終了後、事務局長による派遣希望者説明会(*)を行います。ご希望の方は申込みフォームの派遣希望者説明会にチェックを入れてください。

◆日 時 2018年6月2日(土)15:00-17:00
 (17:00-17:30は派遣希望者説明会*)
◆場 所 日本キリスト教会館4階 小会議室(東京都新宿区西早稲田2-3-18 )
   東京メトロ東西線 早稲田駅より徒歩7分(地図
◆参加費 500円
◆定 員 20名(先着順)

◆弓野綾ワーカー プロフィール
 医師。富山大学を卒業後、神奈川県川崎市の医療機関やことぶき共同診療所で約8年間、家庭医として勤務した後、タイで熱帯医学を学ぶ。2015年4月よりタンザニアに赴任し、タボラ大司教区保健事務所とその傘下の聖アンナ・ミッション病院で勤務。診療活動と診療統計プロジェクトの支援を行う。2016 年からは慢性疾患外来を立ち上げ、継続的な外来運営のための仕組み作りとスタッフの育成に携わり、2018年3月帰国。

◆お申込みフォーム 申込〆切 2018年6月1日(金)12:00
(*)派遣希望者説明会
JOCSから派遣され、海外で活動することをお考えの保健医療従事者を対象として事務局長による説明会を行います(30分程度)。長期の場合はクリスチャンを派遣していますが、短期派遣ではキリスト教に理解のある方にもご協力いただいております。