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インドネシア大地震:GKSTシナルカシ病院への支援

2018.10.05

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2018年9月28日にインドネシアのスラウェシ島で発生した大地震と津波で被災された方々への支援として、JOCSはGKSTシナルカシ病院の要請に応え、20,000,000インドネシアルピア(約15万円)を支出しました。

GKSTシナルカシ病院では、病院の建物やスタッフに被害はありませんでしたが、本震の後も余震と思われる地震が、シナルカシ病院近くのポソを震源として続いており、元々インフラが脆弱なこともあり、大きな揺れが来るたびに電気が止まる状態が続いています。そのため、インターネットも使えなくなり、地震から数日は連絡がとれませんでした。

GKSTシナルカシ病院は保健師の長尾真理元ワーカーの派遣先でもあり、病院の全スタッフの半数以上がJOCSの元奨学生です。現在も3名がJOCSの奨学金で研修を受けています。奨学生の1名は被害の最も大きかったパルの学校で学んでおり、最初は連絡がつかず心配されましたが、最終的に無事が確認されました。

JOCSの元奨学生である医師と看護師からなる10名ほどのチームが地震翌日に車で移動し、津波の被害の大きかったパルで医療支援を開始しています。現地では水、食料、医薬品などが不足しており、今回のJOCSからの支援は、医薬品、食料、飲料水、車両燃料の購入に充てられる予定です。

JOCSの元奨学生を含む、現地で活動している人たちの安全と働きのため、どうぞお祈りください。

GKSTシナルカシ病院の元奨学生たち