HOME>活動内容>協働プロジェクト>ケニア シロアムプロジェクト(療育事業)>ケニア シロアムプロジェクト 活動進捗報告No.6(2019年4月)>インタビュー アンドリュー君(12歳、脳性麻痺・ADHD)のお父さん(Mr.Njoroge Njenga Joseph)

活動内容

インタビュー アンドリュー君(12歳、脳性麻痺・ADHD)のお父さん(Mr.Njoroge Njenga Joseph)

      アンドリュー君とお父さん       

アンドリュー君とライアン君


 

 

 

 

 



 

 シロアムの園には2017年から週に3回のペースで通っています。当時アンドリューは公立の特別支援学級に通っていましたが、セラピーはなく、教師数の数も不足し、満足できる教育を受けられませんでした。親としては、少しずつでもいいから何かを習得してほしいと願っていた折、シロアムの園と出会い、こここそ自分たちが探していた場所だ!と直感しました。受け入れていただいて以来、アンドリューは丁寧に時間をかけて手の使い方などを教えていただき、定期的に変化をモニタリングしてもらっています。私たち家族はシロアムの園のプログラムに非常に満足していて、この場所が大好きです。本当は毎日でも通わせたいのですが、子どもの数の関係でそれが難しいのは理解しています。質のよいサービスを提供している私学の特別支援学校もあるのですが、学費が高くてとても手が出ません。シロアムの園がいつしか学校になってくれればと願っています。

 私も妻もありのままのアンドリューを愛しています。今のアンドリューが一番よいのです。神はアンドリューのために私たち家族を選び、贈り物として彼を送ってくださったと思います。彼は神の作品です。でもケニアの大半の人は、「障がい」に無理解で、不寛容です。子どもの障がいを受け入れられない親も多いです。だから私は自慢の息子をみんなに見てもらい、障がいは贈り物であることを社会に訴えていきたいです。必ず変化は起こります。たとえオムツをしていようが、アンドリューは人として豊かな人生を送れるはずです。

 彼が生まれたとき、私たちはギリシャで暮らしていましたが、妻も最初から彼の障がいを受け入れ、昼夜仕事を交代しながら二人で育ててきました。長旅の道中でも、沢山の人の目に彼を触れさせ、それで問題が起こることはありませんでした。ヨーロッパでは個々人が自分の生活や仕事、人生を大切にし、自立している姿に触れ、そのような生き方を私たちも身につけました。それでケニアに戻ってからも、周りの誰が何と言おうとも、自分たちの在り方を大切にしてきました。そのようにして私たちは強くなってきたと思います。

 今のチャレンジ、それはアンドリューの体が成長して、サイズのあうオムツを探すのが難しくなってきたことです。最近は、夜は使わなくても過ごせるようになり、良くなってはいるのですが、このサイズのオムツは手に入りにくく、1100Ksh(100)と値が張るので家計の負担となっています。今は養蜂(自営)で生計を立て、頑張っています。

 アンドリューに対する夢は、そのうち自分で生活できるようになることです。今は完全に家族に頼っていますが、ひとりで服を脱ぎ着し、水浴びし、食事やトイレができる、そんな基本動作をいつか自分でできるようになってほしいです。でももしそれが叶わなかったとしても、今、9ヶ月の弟がきっと兄を支えてくれると信じています。

 日本のみなさん、神の愛といつくしみの場であるシロアムの園が長く活動を続けられるように祈り、支援を続けていただければ嬉しいです。私たちにとって、みなさんの支援がすべてです。私をはじめ保護者は、子どもを長くここに通わせられるようにベストを尽くします。ですからともにこの荷を担い、シロアムの園を支えていただきたいです。