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切手の整理と消印の話

2010.02.18

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今日もボランティアさんによる切手整理作業は無事終了。
木曜日は、キロボックスの製作よりも、整理作業とお礼状書きを重点的に行っております。

切手は皆様のご協力のおかげで、ボランティアさんの手を経ないでキロボックスに詰められるものが多くなりました。
とはいえ、整理の必要なものも中にはあります。

判断に迷うのが切手の廻りを切り過ぎたものです

良く見ないと、切手の廻りのぎざぎざが少しでも切れていたりすると、いけません。
しかし切れていなければ使えます。
せっかくの海外の保健医療へのご寄付ですから、なるべく使いたいと思って仕分け整理をしますが、やはりコレクターさんのことも考えますと判断に迷います。

また、はがしてあるものも、綺麗に水はがししてあれば使えますが、写真のように封筒からむしり取ったようなものは、ほとんど使えません。
何でもそうですが、整理は丁寧に、綺麗に、が基本です。
最終的に、これらの切手は切手のコレクターさんの手元に行って換金、ということになります。
やはり未整理品とはいえ、コレクション品とはいえないものが入らないようにといことには、気を使います。

最後の写真ですが、切手の消印です。
何気なく見ただけでも、ごらんのような違う消印のものがあります。
曲名が日本語のものと、ローマ字のものです。

また、古い切手も時々あります。
ごらんの日付は昭和56年ですから、今から29年前のものです。
滋賀米原東と刻印されているのは郵便局の局名です。

櫛型印といって、櫛の歯のような縦線が特徴ですね。
これは、手押しといって、手でバンバン!とスタンプを押していたんですね。

このように使用済み切手は消印を楽しむことで、趣味が成立しているのです。
これはほんの一例で、消印のことだけで図鑑くらいの本があるくらい、ディープな世界です。