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2011年南インドスタディツアー

2011.10.11

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2011年南インドスタディツアー

2003年からほぼ毎年行われている南インドスタディツアーが
今年も実施されました。
今回は7月29日(金)~8月7日(日)までの9泊10日の期間で
訪問先は、南インド(タミルナードゥ州・オダンチャトラム)にある、
クリスチャン・フェローシップ病院(CFH)です。
参加者は9名、全員が大きな怪我、病気など無く帰国できました事に
感謝します。

たくさんのプログラムがありましたので、少しづつご紹介。

7/29 成田~南インド チェンナイ空港
予定通り到着、チェンナイ空港の熱気に驚きました。

7/30 飛行機でチェンナイ~マドライを移動 ガンディ博物館、ミナクシ寺院観光
ミナクシ寺院の立派な門に圧倒され、これぞインドという感じでした。
ガイドさんからたくさんのお話を聞くことができ、ヒンズー教の奥の深さに興味深々でした。

7/31 CFHに車で移動
南インドの代表的な食事ミールスを初めていただきました。
手を使って食べる作法にも挑戦しました。

夕方CFHに到着。女性陣はインドの民族衣装、サリー、チュリダを買いに出かけました。
みんな真剣!

民族衣装の女性

8/1 病院見学、Boy\’s home訪問
病院見学1日目、たくさんの棟がある、CFHをぐるぐるまわり、一通りの科を見学しました。
その後個人で興味のある科を見学に。病院の皆さんも親切に説明してくれました。

夕方は少数民族の小学生~中学生が暮らすボーイズホームへ、自己紹介、歌、
ダンスをして交流しました。

8/2 地域の学校を訪問し、学校保健教育の授業見学
ハンセン病療養所見学、看護学生寮の見学
CFHから30分ほど離れた中学校へ行き、授業見学。その他にみんなで折り紙を折ったり、
歌を歌って交流しました。

午後はCFHから30分ほど車で行ったところにある、
クリスチャンフェローシップコミュニティヘルスセンターの見学です。ハンセン病の療養所、
職業センター、病院施設の見学をしました。
夕方は、CFHの看護学生寮の見学。
看護学生は勉強をしながら、病院の日勤、夜勤をこなしながら、
看護の仕事を出来るの幸せを語ってくれました。
忙しい中にも日々の生活を楽しむ彼女たちの生活に元気をもらいました。
これからも体調に気をつけて勉強、仕事を頑張って下さい!

8/3 病院見学、看護学校の授業に参加、在宅看護を学ぶ学生との交流
2回目の病院見学、前回と同様興味のある科をまわりました。その後は看護学校の
精神医学の授業に特別に出席させてもらえました。看護学生は寝る生徒は一人もおらず、
ノートを取って、先生の質問にもきちんと答え、とても充実した授業でした。
その後は参加者全員とインドで感じた事、思ったことの分かち合いの時間を持ちました。
皆さんの体験、経験を聞くことができ、自分の経験と合わせてたくさんのインドを
感じることが出来ました。
その後は在宅看護の勉強をしている学生たちと交流、炭坑節も踊りました。

8/4 ガンジグラム見学、義肢工場見学、エイズホスピス訪問、モバイルクリニック見学
ガンジーの思想を受け継ぎながら、インドで取れる原料で製品を作る工場を見学しました。
工場は織物から石鹸、お香、お菓子など様々な製品を作っています。

ここで参加者の皆さんはお土産用の石鹸を大量購入。白檀を使った石鹸はとてもいい香りです。
次は南インド唯一の義肢工場見学です。一人一人に合った義肢を作成し、訓練まで行います。

夕方はエイズホスピスへ、子どもたちの暮らすエイズホスピスですが、
みんな明るく元気に暮らしています。一緒にボール遊び、シャボン玉をして交流しました。

8/5 汽車でチェンナイまで移動
早朝5時半病院内のチャペルに集合して、5泊したCFHにお別れです。
バスで40分ほどのディンディガル駅へと向かいます。これから7時間の汽車の旅。
車内販売のお兄さんが入れ替わりながら、お菓子、ご飯、お茶を売りに来ました。
インドの汽車の旅も良い経験になりました。

8/6 チェンナイ観光 マリーナビーチ、サントメ大聖堂等
インド滞在最終日。10:30から二回目の分かち合いの時間を持ちました。
なごり惜しい気持ち、看護学生の勤勉さに心打たれ、
日本でも充実した生活を送ろうと決意をした人、またインドに戻ってくると決めた人様々でした。
その後はチェンナイ市内の観光へ。
ホテルへ戻り、夕食、空港へ。空港へ向かうバスの中では修学旅行のように皆さんで
歌を歌いながら向かいました。


8/7 チェンナイ空港~成田移動
飛行機は深夜便、日本に到着したのは19:30でした。
皆さん様々な事を考えたインドになった事と思います。
毎日忙しいスケジュールの中でも、経験したことをどんどん吸収して
楽しんでくださったことに感謝いたします。

この記事を読んでくださった読者の皆様。インドはとても奥深い国です。
その一端に触れることが出来れば、今後の生活にも経験が活かされると思います。
次のご参加をお待ちしております。