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現奨学生の近況報告ーネパール

2020.09.04

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タンセン病院入口

ネパール・UMNタンセン病院の医師であるプラティマ・シャハさんは、2019年のJOCS奨学金選考に合格し、トリブバン大学付属のガンダキ医科大学にて3年の病理学コースを専攻、専門医の資格取得を目指しています。

20205月に1年目の研修を修了、プラティマさんは、学校から「細部まで気を配り、好奇心を持ち、誠実で勤勉である」という高い評価を受けました。
プラティマさんにとって、病理は新しい分野でしたが、病理組織や細胞病理において大きな学びを得ました。

UMNタンセン病院では、病理科の新設を目指しており、プラティマさんに病理医として病院に戻り、幅広い医療サービスに貢献できる人材として期待をしています。

タンセン病院で働く元JOCS奨学生(2019年10月)

新型コロナウイルスの感染が拡大してから、授業は基本的にオンラインに移行し、病院での病理部での実習は継続されたものの、最終試験は延期となりました。

ネパールは緊急事態宣言が解除されましたが、現在も感染者が増加しています。大学をはじめとした教育機関に対しては、全面的に規制が解除されていないため、今後の見通しがたっていません。プラティマさんをはじめ、ネパールの奨学生の学びが守られますようにお祈りください。