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東岡牧JOCS元理事(野宿者を支援する会代表)報告会のお知らせ

2020.10.14

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日本キリスト教団松山教会主催
東岡牧JOCS元理事(野宿者を支援する会代表)報告会のお知らせ

「野宿する人の人生に寄り添って」

名古屋市は2019 1月市内で野宿する人は120名と発表。しかし、その実数は、その2倍以上の300名を超えると推定されます。野宿する人、その一人一人は、様々に複雑化した事情、困難な問題を抱えています。人生をあきらめながらも死ぬことはできず、その日一日の生を生きるために一生懸命、アルミ缶回収作業などをしながら差別と偏見に耐え、野宿を続けているのです。

東岡牧看護師は、彼ら一人一人の辛い人生に少しでも寄り添いたいと思い、10年前から、河川敷、高架下、公園などに野宿する人を訪ね、健康チェックをしながら、相談・援助・看護活動を継続しています。日本の平均寿命は82歳、一方、野宿する人・元野宿していた人たちは66歳だといわれています。長寿国といわれる私たちの国で、この様な事がなぜ起こってくるのでしょうか?

今回、彼女が行なっている野宿者支援の活動から見えてくるものを紹介して頂きながら、この貧困問題=社会問題について、途上国の諸問題とも関連付け、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。 

  • 日 時:20201021(水)19302100
  • 場 所:日本キリスト教団松山教会
    (愛媛県松山市味酒町 2-7-1 TEL089(941)3476(担当:宮川眞一)
  • 参加費:無料(可能なら JOCS への献金を頂ければ幸いです)
  • 申 込:不要

【東岡牧さん プロフィール】
牧師家庭に育ち、大阪済生会中津看護学校卒業後、看護師として一般病院に働きながら、大阪釜ヶ崎(日雇い労働の街)でボランティアを始め、1988年インドのマザーテレサの元で3ヶ月奉仕活動に参加。1989年より愛知国際病院に勤務しながら、名古屋ささしまで医療ボランティアを継続。2006年~約1年間、バングラデシュのボグラミッションホスピタルと無医村での海外医療・巡回活動をボランティアで行いました。2008年名古屋市内で日雇い労働者・野宿者に対して笹島診療所相談員として、医療相談を開始しております。

201116年 NPO法人ささしま共生会医療巡回相談員
20164月「野宿者を支援する会」設立・代表に就任現在も訪問看護をしながら野宿している人たちを訪ねる巡回活動を継続しています。
JOCS理事、愛知総合看護福祉専門学校・医師会看護専門学校講師