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バングラデシュ カイラクリ・ヘルスケア・プロジェクト COVID-19対策 緊急支援

2020.12.23

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バングラデシュは、南アジアでインドに次ぐ新型コロナウィルス感染者数が報告されており、感染ピークの7月には一日の感染者が4千人を超えました。

JOCSの奨学生がいるカイラクリヘルスケアプロジェクトでは、新型コロナウィルス感染拡大による移動制限のため、ダッカにある糖尿病専門病院からの物品調達や、緊急手術のための患者搬送が難しい状況にありました。また感染拡大に伴い物価が高騰しており、活動資金の不足に直面していました。

そこでJOCSでは、カイラクリヘルスケアプロジェクトの活動を支援するため、約25万円の緊急援助を8月に行いました。
 

借用した救急車

JOCSの支援により、カイラクリヘルスケアプロジェクトでは、マスク、消毒液、医薬品の購入に加え、地域住民が新型コロナウィルスを予防するための啓発活動を行うことが出来ました。また患者搬送のための救急車借用も可能となりました。幸運なことにカイラクリヘルスケアプロジェクトの活動地域では、新型コロナウィルスの患者はまだ発生しておりません。

 

地域住民への新型コロナウィルス予防啓発活動の様子

冬の到来とともにバングラデシュにおいても新型コロナウィルス感染第2波を迎えており、感染者数と死亡者数は再び上昇傾向にあります。カイラクリヘルスケアプロジェクトの活動と人々のいのちが守られ、1日も早く収束に向かいますようにお祈りをお願いします。