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畑野研太郎会長によるオンライン国際保健医療勉強会を行いました。

2021.10.25

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2021101()JOCS会長の畑野研太郎(医師、1985-1994バングラデシュ派遣ワーカー)による国際保健医療勉強会「JOCSと私 ハンセン病患者に仕えて:世界と日本の現状、バングラデシュ、ミャンマーと日本の経験から」をオンラインにて開催し、18名の方にご参加いただきました。

 

畑野は、JOCSのワーカーとしてバングラデシュのチャンドラゴーナキリスト教病院に派遣されました。手術、外来やリハビリ等に加え、長期間の入院期間を生かした障がい進行防止のための行動変容指導も行いました。また早期発見・治療を目的とした家族健診や、偏見や差別に立ち向かうために地域住民を巻き込んだ啓発活動も行いました。

 

帰国後は、邑久光明園に勤務するとともに、JICA専門家としてミャンマーに派遣され、中央政府と共にハンセン病対策に従事しました。またWHOのハンセン病コントロール諮問委員会に参加し、草の根で人々と共に歩んだ視点も生かしながら、国際的な枠組みにおいてもハンセン病患者に仕える働きをしました。

 

次回国際保健医療勉強会は、当会事務局長であり、カンボジアに派遣されていたこともある森田隆から「国際協力とプロジェクトマネジメント」と題してお話をさせていただきます。ぜひ、ご参加ください。