HOME>ニュース>新型コロナウィルス>ネパール UMNオカルドゥンガ・コミュニティ病院 Covid-19 第二波対策支援

ニュース

ネパール UMNオカルドゥンガ・コミュニティ病院 Covid-19 第二波対策支援

2022.03.14

シェア ツイート

2020年から続く世界的な新型コロナウイルス感染症の拡大はいまだに収束の見えない状況です。ネパール国内の感染は、隣国インドの感染状況に大きく影響を受け、20214月の第二波が来た時は感染者数が急激に増加し、オカルドゥンガ病院では設備、体制の変更などの対応に追われました。

当病院では、陽性患者用の隔離病棟の整備、酸素吸入をおこなう高度治療室(HDU)の設置、病院スタッフの配置転換を含む隔離病棟での勤務体系の整備などの対応が必要でした。JOCSは、重症患者治療用の機器と抗原検査キット購入の支援要請を受け、20216月に資金支援をいたしました。当病院は、地方政府から地域の新型コロナウイルス感染症の治療拠点として指定され、現在も地域の人々のために活動をしています。

2021年の後半にはネパールの感染状況は徐々に落ち着き、学校の対面授業が再開されましたが、2022年に入りオミクロン株の感染拡大により再び厳しい行動規制が発表されました。

先の見えないパンデミックの只中で戦っている医療従事者のために、そしてすべての人々が感染から守られ、1日も早く感染拡大が収束するように、引き続きお祈りをお願いいたします。

UMNオカルドゥンガ病院・高度治療室の様子