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HOME>ニュース>奨学金>現奨学生の近況報告ーウガンダ
2022.04.13
JOCSでは、ウガンダにある聖公会南ルウェンゾリ教区傘下にある医療施設で働く奨学生を支援しています。JOCSの奨学金を受けて、2021年から麻酔科学のディプロマ取得を目指して学んでいる奨学生が、初年度の学びを終えたとの報告がありました。
私は、2014年から聖パウロ保健センターIVで准看護師として働いています。現在は、新生児ケアの責任者をしており、時には手術室も担当します。地域の救急医療を担う聖パウロ保健センターIVでは、1日当たり5人から10人の患者が手術のために麻酔を必要としています。また帝王切開分娩のため、医師が常勤していない医療施設から妊産婦の転院も増えています。しかし、常勤の麻酔科医がおらず、地域内で唯一の麻酔科医は複数の医療施設を掛け持ちしている状況です。集中治療に関心がある私は、上司の監督の下、蘇生危惧の扱いを学ぶ中で、麻酔科学の正式な訓練を受けたいと思うようになりました。
コースの初年度は、蘇生器具の扱い、重症患者の気管挿管手技、麻酔中の患者ケア等について学びました。学ぶ上での困難はありますが、奨学金をいただけることに感謝し、残り1年のコースを無事修了出来る様、神様に信仰と信頼を置いています。
「神に従う人は頭に祝福を受ける(箴言:10-6)」とあります。ご支援下さる皆様に神様の祝福が豊かにありますように。
ムギサ サムエル(聖パウロ保健センターIV 准看護師)
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