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奨学生の近況報告-ウガンダ

2022.08.22

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JOCSでは、ウガンダにあるUPMB(Uganda Protestant Medical Bureau)傘下にある医療施設で働く奨学生を支援しています。看護師の資格を目指して学んでいるJOCSの奨学生が、初年度の学びを終えたとの報告がありました。

エマニュエル オチョラ
エマニュエル オチョラ
 私が働くウガンダ北部のグル県では、68%の人々が貧困ライン以下で生活しています。診療費が高額なため、病状が悪化してから受診する妊産婦が多いことも課題です。私は、2014年から准看護師として働き、2018年からは教区の看護及び健康教育を担当しています。より専門的な患者ケアや指導技術、また研究手法を身に付けたいと思い、看護師の資格が取得できる学士課程の進学を志しました。 

 

初年度は、地域内の状況分析や問題識別の手法を学び、特に、研究提案書や報告書の書き方について、細やかな指導を受けました。コロナ禍で休校となり卒業が遅れる問題にも直面しましたが、このように学びの機会を与えられたことに、とても感謝しています。私にとって、看護とは神様から与えられた仕事です。修了後は、身に付けた知識と技術を生かして、人々に仕えていきます。