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2023.06.15
タンザニアのママ・ナ・ムトトプロジェクトは、お母さんと赤ちゃんのいのちをまもる活動です。JOCSがTAHO(タボラ大司教区保健事務所)と協力して2018年から進めてきました。お母さんと赤ちゃんが、産前産後、分娩時に適切なケアを受けられることをめざしています。
活動目標のひとつに、病院スタッフが新生児蘇生の技術を習得することがあります。新生児蘇生とは、出生直後に無呼吸状態に陥った赤ちゃんのいのちをまもる方法です。
第一段階として、外部機関の研修を活用して、それぞれの病院で指導役を担えるようなスタッフの育成をめざしました。そのスタッフが中心となり同僚たちと訓練を積むことで、より多くのスタッフが新生児蘇生法を習得できると考えたためです。
外部機関の研修は6日間おこなわれ、参加者たちは分娩管理から新生児蘇生法まで分娩期の一連の助産技術を集中的に学びました。聖アンナ・ミッション病院から参加したのは、看護助産師のシスター・ローズです。
研修のあと、シスター・ローズは病院内でのトレーニングの仕組みを整え、毎朝同僚たちと新生児蘇生法の実技トレーニングを始めました。
これから一歩ずつ足場を固め、体制を整えていきたいと思います。時間はかかりますが、この活動が母と子のいのちをまもることにつながるのです。
自分たちの努力で救えるいのちがあることを知り、病院スタッフは一致団結して前に進んでいます。スタッフたちの働きをこれからも見守り、お支えください。
夏期募金に協力する
2023年度夏期募金趣意書クリックすると、聖アンナミッション病院から研修に参加したシスター・ローズのストーリーの続きを読むことができます。
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