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HOME>ニュース>タンザニア ママ・ナ・ムトトプロジェクト 活動進捗報告(2024年3月)を掲載しました
2024.03.26
2023年度のママ・ナ・ムトトプロジェクトでは、2022~23年の間に短期の集中研修やセミナーを受けたスタッフ(タンザニアでは“チャンピオン”と呼ばれています)が中心となって、主に新生児蘇生法のトレーニングを継続していました。その成果は、スタッフの技術向上によって新生児死亡数や死産数が減少しただけでなく、スタッフの仕事に対する意識やモチベーションが向上していること、スタッフ・患者さんとのコミュニケーションが円滑になってきていることにも現れています。
ファシリテーターを務めるユスフ医師
現在は、出産前の危険兆候の見分け方や、出産後のお母さんに対するケア、異常分娩での対応の仕方を学んでいます。年4回のスーパービジョンと呼ばれる巡回指導で外部から招聘された講師が各施設にあわせた指導をしています。
各施設から1~2名選抜されたチャンピオンは今後、自分が所属している施設で主体的に研修を継続して企画・実施していくためのトレーナーとして期待されています。各施設において、チャンピオン以外のスタッフに対しても知識や技術を伝えることで分娩期ケアの技術が標準化されて、質が向上し、周産期死亡率が減少することを目指していきます。
2024年度はさらにプロジェクトを1年延長して、チャンピオンに対する更なる強化育成研修に重点を置いて取り組んでいきます。
現在、聖ヨハネ・パウロ2世病院のチャンピオンの1人で、院内でのトレーニングをリードしているユスフ医師にお話を伺いました。
タンザニア ママ・ナ・ムトトプロジェクト 活動進捗報告No.11 (2024年3月)~質の高いケアを目指して~
ぜひ、ご覧ください。
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