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HOME>ニュース>奨学金>看護部長として活躍するネパールの元奨学生からの報告
2024.08.05
ネパール東部のエベレスト山麓地域にあるオカルドゥンガ病院で看護師として働くパビータ・ライさん。 2019年に前任者の退職に伴い、看護部長職を引き継ぎました。しかし、管理職を担うためには修士号の取得が必要でした。
2022年にJOCSの奨学金で看護学修士課程での研修を開始し、2024年5月に修士号を取得、看護部長として復職しました。 この度、パビータさんからメッセージをもらいました。
看護部長として復職したパビータさん(左)
「研修期間中は、さまざまな病院で研修を受けることができ、入院患者への看護ケアを幅広く徹底的に学びました。加えて、看護研究やリーダーシップ研修、看護管理の学びを通して、看護部長の役割を理解し、管理職として必要なスキルを身につけることができたと思います。そして再び、私の生まれ故郷でもあるオカルドゥンガに戻り、病院のスタッフに会えて、感慨深いものがあります。
これから、病院の看護ケア向上のために取り組んでいきたいことが3つあります。まず1つ目は看護スタッフの能力強化、2つ目は感染予防と管理の実践の強化、そして3つ目が看護チームスピリットを高めることです。オカルドゥンガ病院の保健サービスの質を向上するために、これらは欠かせないのではと思っています。
私がこのような働きができるのは、JOCSにつながる皆さまのご支援の賜物です。学びの機会をくださり、本当に感謝いたします。これからも病院のために、そしてオカルドゥンガに住む人々の健康を守るために仕えていきたいと思います。」
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