岩本直美ワーカー活動報告（2024年９月） ~子どもたちとの豊かなコミュニケーションを目指して～

JOYJOYプロジェクトはPIME（ミラノ外国宣教会）が実施する、知的な障がいのある子どもとその家族を支援するプロジェクトです。岩本ワーカーはJOYJOYプロジェクトのディレクターとして、活動を総括しています。

この度、イタリアのPIME信徒協会から特別支援教育の専門家であるフェデリカ氏が、JOYJOYプロジェクトに派遣されました。PIME信徒協会は、PIMEの宣教活動に奉仕するため、アジアやアフリカ等で保健、教育、農業分野等での人材育成支援に取り組んでいます。

 JOYJOYプロジェクトに通う知的な障がいのある子どもたちの中で、言葉によるコミュニケーションをとれる子どもは1人か2人です。コミュニケーションがうまく取れないために問題行動を起こしてしまう子どももいます。そこで、フェデリカ氏は、話し言葉と共に手指のサインや絵文字のシンボルを使用したコミュニケーションツールであるマカトン法を、JOYJOYプロジェクトのスタッフに紹介しました。今回の学びが、子どもたちが伝えたいことをスタッフが正しく理解し、双方のコミュニケーションを豊かにする一助となることを願っています。

JOYJOYプロジェクトを通じて知的な障がいのある子どもたちと家族に仕える岩本直美ワーカーの働きを、引き続きご支援ください。