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タンザニア 聖アンナ・ミッション病院で働く元奨学生 臨床検査助手のヘルメンさん

2024.09.13

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いつもJOCSの活動をご支援くださり、ありがとうございます。

タンザニア・タボラ州に、JOCSの協力団体のひとつであるタボラ大司教区保健事務所(以下、TAHO)があります。TAHO傘下の病院、聖アンナ・ミッション病院で働くヘルメンさんをご紹介します。

 
ヘルメンさんは、JOCSの奨学金を受けて20089月から2年間の学びを経て、臨床検査技師助手の資格を得ました。研修を受ける前は、ボランティアとして検査部門のアシスタントや検査を受ける患者のケアをしていました。そのときに、赤ちゃんや子どもたちが検査を受ける様子をみて、検査の仕事に興味をもったことをきっかけに検査技師を目指したいと思いました。正しい検査によって、医師は正しい診断ができる、そのことに気が付いて検査の大切さを知りました。

ヘルメンさんは同僚に自分の技術や経験を伝えたり、助言したりすることで病院に貢献していきたいと話します。「検査に来る患者さんの中には、希望を失ったような状態の方もいます。検査の結果から病名がわかり、適切な治療を受けて癒されていく様子を見ることは一番の喜びです。聖アンナ・ミッション病院のサービスの根底には信仰があります。神様を信じて、人々にサービスをすることが私の使命だと思っています。病院のシスターたちは、愛を持ってスタッフに接し、スタッフ同士はお互いに協力し合っている、そのような関係がとても好きです。これからも病院にはさまざまなことが起きると思いますが、どんなときも信じて病院に仕えていきたいです。」

 聖アンナ・ミッション病院に誠実に仕えるヘルメンさんの働きを、これからも応援してください