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新しい学びに期待!JOCSの奨学金で短期研修を受けることになったシスター・カタリーナ

2024.10.11

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いつもJOCSの活動をご支援くださり、ありがとうございます。

タンザニア・タボラ州に、JOCSの協力団体のひとつであるタボラ大司教区保健事務所(以下、TAHO)があります。その傘下にあるンダラ病院で働くシスター・カタリーナをご紹介します。

シスター・カタリーナは、2024年度の奨学生に採用されました。これから3カ月の短期研修で心エコーや心電図判読の研修を受講する予定です。

シスター・カタリーナは、2013年からボランティアとしてンダラ病院のさまざまな部門に仕えてきました。2015年にJOCSの奨学金の受給が決まり、3年間放射線技師の資格取得の研修を受けました。研修は期待通りでとても学ぶことが多く、中でも妊婦健診で超音波検査を担当するときは、研修で学んだことを生かせていると話してくれました。

シスター・カタリーナ
シスター・カタリーナ
妊婦さんたちは、お腹の赤ちゃんが本当に生きているのか心配になることがあります。そのため、超音波で赤ちゃんの成長状態を検査するときに、赤ちゃんが生きていることを妊婦さんたちに知らせることができるのは、とてもうれしい瞬間です。放射線技師として、人々を助ける一役を担えていることにとても感謝しています。聖書のマタイ1042節には『わたしの弟子だというので、この小さい者の一人に、冷たい水一杯でも飲ませてくれる人は、必ずその報いを受ける。』と書かれています。この言葉のように、いつも神様が私たちの必要を満たしてくださり、私たちはその神様の御手の中で働いています。ぜひとも私たちの他の病院スタッフのために支援を続けてください。それは神様が喜んでくださると信じています。 

シスター・カタリーナはこれから新しい学びを開始しようとしています。特にンダラ病院にやってくる心臓疾患の患者さんを一人でも多く救うために必要な技術を身につけることができるように、応援してください。