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総主事通信コメント(①4月~⑦10月)です。

2006.11.10

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2006年4月よりJOCS総主事に就任しました大江 浩です。毎月関係者に配布している総主事通信の中の「今月のコメント」の欄をこれからブログでご紹介したいと思います。4月分からのバックナンバーを全部アップしますので、右下のネクストページの数字をクリックするとページが変わります。

<4月のコメント>

4月は、「駆け出しの新入社員」のような私にとって、関係団体や関係者の方々へのあいさつ回り、同時にJOCSの働きや組織に関する学びと日々新発見の毎日に加え、最後に総会と、飛ぶように過ぎた1ヶ月でした。

あいさつ回りでは、それぞれの方々からJOCSとのつながりを実感する反面、関係が希薄化しつつあることも知りました。特に歴史的に関係深いYMCAやワイズメンズクラブとの協力関係を進め、それぞれの特性を生かしつつ、協働とネットワークを進めていきたいと思います。そのことによりお互いのアイデンティティを確認し、存在価値と運動性が高まると期待しております。また教会やキリスト教主義の教育機関も重要なパートナーです。常に「何故、誰のために、誰と、どのように」という原点に立ち、人々に求められ、信頼に応える団体としての活動を進めていきたいと思います。私たちの基本理念は、「アジアの呼び声に応えて」です。

いうまでも無くJOCSの命は、人(草の根の)を支える人(働き人)の活動です。「今後5ヵ年の方向性」(上記)を見据えて、M-ミッションとV-ビジョンに基づくP-プロジェクトを軸に具体的な取り組みを進めていきます。

総会の後、新旧会長と新総主事の歓送迎会の折に、元同盟総主事であり、元JOCS総主事でいらっしゃる塩月賢太郎氏から、「JOCS誕生前夜の1957年、カンパラでの熱気ある会合を思い出す。何か新しい時代が始まろうとしている」と私たちの新しいスタートに際してコメントをいただきました。それでも内外を取り巻く環境は厳しく、グローバル・ローカル・ボーダーレスな課題も山積みです。時代の要請に応える運動体として、ある意味での危機感を持ちつつ、変えるところを変える努力も求められていると思います。希望を持って問題をProblemではなく、Challengeと受け止め、一人ひとりの会員と仲間と知恵と力を合わせて、働いていきたいと思います。

YMCAは「青年運動と教育」で、JOCSは「医療と保健活動」で、国際協力活動を展開してきました。それぞれ領域は異なりますが、共通点は、「地域」へのかかわり、「一人ひとり」へのかかわり、「いのち」へのかかわりです。まさに神様から託された使命(証の業として)を実践する同労者として歩んでいければ幸いです。

私たちの活動の詳細は、HPないし会報「みんなで生きる」をご覧ください。皆様のご理解ご協力のほどお願い申し上げます。