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2010.06.07
ロミタ
入院中の、マンディの女性、38歳。
咳や倦怠感、体のあちこち(上腹部、胸背部、下肢など)の痛みがあり、 5月18日受診、「貧血」と「栄養障害」という診断で入院しました。 入院時の身長161cm、体重41kg。 入院後は腹部や下肢の浮腫も出現、入院1週間後には体重が49kgに!
でもその後どういう訳か?症状は良くなってきました。 実は「入院後に服用した、寄生虫の薬Levamisoleが効いて来たのだろう」ということです。 (このような患者さんには念のため投与することになっているそうです。) 寄生虫の仕業だったんですね! おなかの具合はまだもひとつらしいです。
優しそうなご主人とお嬢さんが付き添っています。
ご本人もご家族も、とてもものしずかなご一家です。 良くなって来て良かったです…。
「マンディ」はこの地域に住んでいる先住民族で、自分たちの言語や文化を持っています。 家ではマンディ語を話しますが、たいていの方はベンガル語も話せるbilingualです。 結婚すると男性が女性の家に入り、子どもは母親の姓を継ぎます。 概して女性がしっかり発言します。そして男性は優しい! クリニックの職員の半数がマンディです。
バングラデシュ派遣ワーカー 乾眞理子
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