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2010.06.18
シャゴール
(以前紹介したしたシャゴールくんとは別の)10歳の男の子。 昨年の12月頃に木から転落したが、どうもなかった。 1カ月くらい経ったある朝、起きると両下肢が麻痺していた。
両下肢の感覚が無く、力が入らず、膀胱直腸障害もある。 家で様子を見ていたが良くならないので、4月7日にクリニック受診、入院した。 ずっとお母さんが付き添っている。
何カ所か縟そうが出来、発熱が続いていたが、 経口抗生剤をいろいろ変えて、5月中旬からやっと熱は下がっている。 縟そうも良くなって来ている。 下肢の屈曲痙性が強く、伸展が難しい。膀胱カテーテル留置中。
ずっとベッドに横になっているが、このところ気分は良いらしく、 私がのぞくと話しかけてくれる。 おとなの人たちの話が分からなくて私が困っていると、言い換えて助けてくれる。
経過から、「外傷による脊髄損傷」ではなく、「脊椎結核」が疑われている。 良いレントゲンを撮って、確定診断してもらうため、 Dr Bakerが付き添って、マイメンシンの整形外科医を受診する予定だそうです。
バングラデシュ短期ワーカー 乾眞理子
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