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ショルボコン

2010.09.22

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20歳の青年。
1か月前から発熱、食欲低下、意識障害?があり、9月4日タナバイト・クリニック受診。
マラリア検査陰性、ヴィダールテスト陰性、抗生物質などを投与されたが発熱持続。
9月9日、カイラクリ・クリニック受診、
「結核性髄膜炎またはウイルス性脳炎の疑い」で入院した。

9月10日の髄液検査正常。9月12日から解熱傾向。話もするようになった。
9月14日に私が訪床すると、臥床しているが覚醒していて
「Good morning! 」と言ってくれる。「身体全体が痛い」と言う。
四肢は何とか一通り動かせる。座位をとるには介助が必要。
1時間ごとに経管栄養中(鼻腔チューブで牛乳を注入)。

9月16日にのぞくと、
ショルボコン;Good morning! Apni kemon achen?(お元気ですか?)
私;私は元気よ。あなたは?
ショルボコン;元気じゃありません。
私;どこが具合悪いの?
ショルボコン;足も腰も体中が痛いんです。

少しずつ起こしてもらっていて、夕方には別の建物まで介助歩行で出て来て、
家族と一緒にお祈りの集いに参加しました。
(椅子に腰かけて、家族に支えてもらって。)

原因がはっきりしないので、脳CT検査をしてみたいところですが・・・。

バングラデシュ短期ワーカー 乾眞理子