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Jorina(ジョリナ)

2010.11.15

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Jorina(44歳のマンディ女性)の住まいはずいぶん遠くだが、
Dr Bakerを頼って、8月23日、クリニックに入院した。
結婚しているが子どもはいない。
貧血、倦怠感が強い。他院の超音波検査では「子宮筋腫」があるらしい。
「手術が必要だが、まず栄養状態を改善しなければ・・・」と栄養部門に入院。

9月30日、MirjapurのKumudina Hospital入院、10月12日手術、
10月19日クリニックに戻って来た。
(その間、ご主人だけが時々クリニックで寝泊まりされていた。)
良い病院だったらしく、倦怠感もなくなり、本人は満足している。

でも、もらって来た記録を見ると、
「手術所見」はcervical polyp、「病理所見」はchronic cervicitis。
「筋腫」は無かったのかな?いったい何だったの??
確かに「子宮全摘術」は受けたらしいが・・・。

Jorinaによると、 手術前2バッグ+手術後2バッグの 「輸血」をしたらしい。
(クリニックのスタッフが何人も、彼女に献血するために駆けつけていた。)
「検査結果」ではHemoglobinヘモグロビンが当初5g(注;ひどい貧血!)→最終10g。
「元気になったのは、手術と言うより、輸血の効果では?」
と思ってしまう私です。

11月3日、術後の痛みもましになり、退院されました。
しんどかったはずなのに・・・いつも笑顔のJorinaでした。

バングラデシュ短期ワーカー 乾眞理子