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最後の軽井沢出張

2010.12.15

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切手部からのご報告は、このところツイッター任せになり、すっかりご無沙汰してしまいました。
まごまごしているうちに、2010年も終わってしまいそうです。
前回は夏の東北キャラバンのご報告でしたが、今回は軽井沢倉庫が廃止されることとなり、そのご報告と顛末です。

切手部の倉庫は、1979年に、JOCSが所有していた軽井沢町長倉というところに建ちました。
その後在庫が急激に増加し、入りきらなくなったため、1983年に2つ目の倉庫を建てました。
2つの倉庫は、その後10年以上かけて在庫処分を行い、ほぼ全数を換金いたしました。

在庫処分が終わって後、切手の在庫を軽井沢に持っていくことがなくなりました。
そして昨年、この軽井沢の土地譲渡に関して良いお申し出があり、今年になり処分することが決まりました。

今回は、廃棄処分のキロボックスの在庫保存用の鉄ラックが大量にあったため、これを解体し廃棄するために、その立ち会いと掃除に行ってまいりました。
私と総主事は、この倉庫の廃棄処分の立会と同時に、倉庫を置いている土地の処分に関連する最終確認を売却先の担当者と共に行いました。

夏に行ったときには草が生い茂っていましたが、11月中旬ともなれば、すでに落葉が進み、予想以上に土地全体の概要が見渡せました。
北側には用水路が走り、大きな立木が並び、また隣の別荘地にあるカエデの紅葉が素晴らしく、仕事中の一服の清涼剤でした。

さて、今回の軽井沢出張を以て、学生時代から30年続けて来た軽井沢への往復の最後となりました。いろいろな感傷は残りますが、そんな感傷に浸っていられない厳しい現実が目の前にあります。
そして、気付けばもう2010年もその扉を閉じようとしています。

来年がJOCSにとってどのような年になるのか判りませんが、病に苦しむ海外の草の根の人々の上に少しでも癒しのひと時がありますよう祈りつつ、皆さまもどうぞ良いクリスマス、そして新年を迎えられますよう、心からお祈り申し上げます。