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HOME>ニュース>貧しい人たちの味方!教会学校の先生
2011.06.10
私達のチャンドラゴーナでの滞在は、様々な人達によって支えられています。特に、現地の人たちからはいろいろな意味で支えられています。私達が日々お世話になり、勇気を与えて下さる人たちを紹介していきたいと思います。
今回は、貧しい子ども達のためにがんばっている、チャンドラゴーナ教会学校の女性の先生を紹介します。
ゴラッピ・パクアさんは10年前から、チャンドラゴーナキリスト教病院の敷地内にある教会で、教会学校の先生をしています。
現在は、彼女が中心になり、礼拝のみならず、教会学校の聖句暗証コンテストなど、様々なイベントまでも企画・実行しています。実は、ここの運営費のほとんどは、子どもたちの持ってくる献金でまかなわれています。 しかし、献金額も、多いとはいえず、いつも財政的には苦しいようです。 従って、それらのイベントのささやかな御ほうびや運営費も、彼女のポケットマネーに頼らざるを得ないのが実情です。 それでも、子どもたちに「教会の教えを伝えたい」「楽しく集える場所を提供したい」という思いで、それを苦とは思わないどころか、喜びにさえ感じているのが、彼女のすごいところです。
さて、教会学校には、毎週40人近くのこどもたちが、やって来ます。 その中には、家庭が経済的に苦しいため、朝ごはんを食べて来ない・食べられない子供たちも少なからずいます。彼女は、朝ご飯を食べて来られなかった子供たちを、教会が終わった後で家に呼び、食事をさせたりもしています。
さらに数年前からは、貧しい家族の為に古着を集めて配ったり、祈祷会を通じて近くに住む主婦達に読み書きを教えたり、教会学校だけではなく、地域の貧しい人たちをも積極的に支えようとしています。
公務員のご主人も、すでに定年退職され、退職金と貯金での、ほそぼそとした生活。 そんな中、なぜこれほどまでに人々のために働けるのか? 理由はふたつあるそうです。 ひとつは、自分自身がとても貧しい家に産まれ育ち苦労したから。 もうひとつは、クリスチャンとして人の役に立てるのが自分の喜びだから。
とても芯の強い女性ですが、普段は2歳のお孫さんをかわいがるとても優しいおばあちゃんです。 by M
(写真はゴラッピ先生と娘の理希:自宅にて)
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