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HOME>ニュース>Ekabbor & his son Juyel
2011.06.30
Ekabborは、入院糖尿病部門の責任者Juyelのお父さん。55歳。 以前heavy smoker。2年前に結核の治療歴あり。
2010年12月頃?から呼吸困難あり。2011年2月27日~ 3月16日入院。 3月6日の胸部レントゲン
抗生剤(Amoxicillin⇒Chloramphenicol)、経口Salbutamol(12mg分3)投与。 痰の結核菌検査(3日連続)陰性。 COPD(慢性閉塞性肺疾患)のような症状で、SpO2 94。
今回5月7日、労作時呼吸困難↑にて再入院。 10m程度の歩行で会話が出来なくなる。 当初Prednisolone60mg投与、2週間で漸減中止。少し良くなった?? 並行してSalbutamol継続、漸減中止(吸入を始めたため)。 5月30日から、ベクロメタゾン吸入(100mcg×2×2回/日)+必要時Salbutamol吸入(100mcg×2を1日4回まで)開始。 抗生剤(Chloramphenicol⇒Tetracycline⇒Amoxicillin)投与。
6月5日から発熱、咳痰あり。SpO2 94 聴診上、両下肺野にcrackles(++)、心雑音、浮腫、肝腫大はない。
6月8日の夜「こんな患者さんがいるのですが・・・」と日本の呼吸器科医にmailで相談したのだが、 その翌朝、「Ekabborは夜3時に亡くなり、5時に家族が連れて帰った」と知らされた。
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それから2週間が経ちますが、Juyelは出勤してきません。 お父さん思いだったJuyel、どうしているのか?心配です。
バングラデシュ短期ワーカー 乾眞理子
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