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2011.07.06
6月6日、遠いSherpurから父親に連れられてやって来た。 17歳、マンディ女性、未婚。 体重36kg、身長148cm、BMI 16。 1~2年前から調子が悪く、咳、胸痛、発熱、食欲不振、息切れ、腹痛などがある。 股関節屈曲位で歩いている。
診察では、両下腹部に痛みと抵抗、股関節の伸展制限あり、psoas sign? 血沈83mm 白血球数12600、痰の結核菌は陰性。
6月9日のレントゲンで、第4腰椎の変形あり、 「脊椎結核」(+psoas abscess)の診断で、6月13日から抗結核剤の治療が始まった。
4FDCという合剤を1日2錠服用している。 Isoniazid 75mg×2=150mg Rifampicin 150mg×2=300mg Pyrazinamide 400mg×2=800mg Ethambutol 275mg×2=550mg
治療を始めて1週間後には腰痛が余計ひどくなり、起き上がれなくなった。 発熱も続いている。 「ホントに結核?」と心配だが・・・その後、痛みは少しずつましになって来ているようす。
下肢の不自由なお母さんが付き添っています。 3年前に左膝のtumor切除術後、左膝関節が曲がらなくなったそうです。
バングラデシュ短期ワーカー 乾眞理子
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