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Diti

2011.08.02

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Ditiは15歳の女の子。6月19日、腹痛で入院。
「急性虫垂炎疑い」で絶食、点滴、抗生剤開始。

日本では、 すぐに外科受診⇒診断がつき次第緊急手術、だと思うが、
こちらでは、たいてい抗生剤の注射で良くなるらしい。(??)
それに、他院に搬送して外科治療してもらうとclinicの費用の負担が大変なので、つい逡巡・・・。

2日後の6月21日、痛みが強く、嘔吐もあり、ほとんどお腹を触らせない状態。
腹膜炎疑いで、ようやく外科に搬送。緊急手術を受けた。
6月29日、drainage tubeをつけたまま、Kailakuriに戻って来た。
(もらって来た書類では、病名:appendicular abscess手術名:drainage of abscess & appendicectomy)
本人の不安が強く、また手術創の治りが悪く、数日後、中から糸が出て来たり・・・したが、

 ←小さな弟と一緒に

7月20日、まだ少し創は残っているものの、元気で自宅退院。
良くなって退院する患者さんを見送るのは、うれしいです。

バングラデシュ短期ワーカー 乾眞理子