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若い風たち 02

2011.10.21

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今回は、尾島由美さんの感想です。途上国に来るのは初めてでしたが、いつも元気いっぱい、活発で、「できる」看護師さんだな、と思いました。サルワカも着こなし、いきなり協力隊員のようでした。


写真:前列中央が前回掲載の木村さん、中央列右端が、今回の尾島さん、後列右端がが、次回掲載予定の諒(りょう)さんです。CHPのスタッフ&村の人たちと一緒に、フィールドにて。

以下、尾島さんのレポートです。

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 今回、初めてバングラデシュに行き、日本との差に驚かされたのが最初の印象です。
もともと、海外での活動に興味はあったけれど実際には何も行動せず看護師として病院で働いてきました。でも日々仕事をしていくなかで、このまま淡々と日々過ぎて行っていいのかな、私のしたいことは何なのかと考える日々がありました。現在は救急に興味があり、救急病院で働いています。今回はいろんな偶然ときっかけが重なり、職場の同期と一緒に同行させてもらうことができました。

 チャンドラゴーナ病院に見学に行った際に衛生環境を見て日本がいかに裕福で環境が整っていると感じました。ただ、日本だけがすごいと感じるのではなくチャンドラゴーナ病院のCHPの整備、モバイルクリニック、BMWの育成などの取り組みには感動しました。これを一から整備していった宮川先生は本当にすごいと思いました。モバイルクリニックも軌道にのっており、また新たに医療の整備されていない所に医療を提供しており、とても刺激を受けました。また、チャンドラゴーナの自然の豊かさ、人の温かさは、たった3日間だけでしたがとても居心地がよく素敵な所でした。

 今回の旅行で、今後も仕事をしていくなかで、今何をすべきかをもう一度見つめなおすきっかけになりました。今すぐに答えはでないけれど今回感じたことを忘れずに、日々過ごしていきたいです。そして、また機会があればチャンドラゴーナに行きたいです。旅行中、案内やお世話をしてくださった宮川医師を始め、病院スタッフのみなさまありがとうございました。