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海外事業報告ーバングラデシュ・ラルシュの近況

2020.09.08

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バングラデシュの新型コロナウィルスは、感染者死亡者数は依然横這い状態が続いています。しかし政府の経済優先政策により91日より交通機関は乗車率100%が承認され、今後その影響が懸念されます。こうした状況下、一般市民の中には「コロナは終わった」と理解する人もあり、どこもかしこも人でひしめいており、その半数以上はマスクを着用していないといった状況です。

 慎重を期し、ラルシュ・マイメンシンでは、3つの家で現在も半自主隔離を続けています。オンラインでの歌や英語クラス等、工夫を凝らして活動を継続しています。またラルシュの家で絵のクラスを実施し、コアメンバーたちが週に一度互いの家を訪問する機会となっています。3月下旬以降、国の教育機関は閉鎖されたまま再開の兆しはなく、このため作業所やデイケアを再開するタイミングを図っています。地域のメンバーたちは食糧支給や家庭訪問により、支援を継続しています。

9月7日に、ラルシュ・マイメンシンは創立18周年を迎えました。18年の歩みを感謝するとともに、コロナ禍での新しい1年においても、コミュニティの暮らしが守られ、共に生きる歩みが豊かなものとなりますように、お祈りください。