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HOME>ニュース>新型コロナウィルス>ネパール UMNタンセン病院 COVID-19 緊急医療活動支援
2021.10.21
2020年より世界的に新型コロナウイルス感染症が拡大して以来、ネパール政府はロックダウンや行動制限などの感染症拡大防止策を実施し、2021年3月には感染者数が減少しました。また、JOCSの協力団体に所属する医療従事者や病院スタッフのワクチン接種も進んでいました。
UMNタンセン病院 発熱外来の様子
ところが4月に入り、隣国インドの感染症再拡大の余波を受け、ネパールにも感染第二波が直撃しました。国境検問所のあるルンビニ州は、人と物資の往来が多く、インドから帰国した出稼ぎ労働者から感染が広がっていきました。ルンビニ州にあるUMNタンセン病院はスタッフへの感染が広がり、病院の人員配置に大きな影響を及ぼしました。そこでJOCSに対して支援要請があり、6月に発熱外来と隔離病棟の体制整備と抗原検査キット購入のための支援をいたしました。
7月になってから感染者は徐々に減少し始め、9月末の時点で、ピーク時の約10%まで下がったとの報告をUMNタンセン病院より受けました。どうか長期にわたり、パンデミックの只中で戦っている医療従事者のために、感染患者の回復のために、そしてすべての人々が感染から守られ、1日も早く日常が回復するように、引き続きお祈りをお願いいたします。
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