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バングラデシュの子どもの健康といのちを学ぶ勉強会を開催しました

2022.09.05

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2022722()、小宅泰郎元ワーカーによる国際保健医療勉強会「子どもたちのいのちに寄り添って:バングラデシュの事例」をオンラインにて開催しました。

小宅元ワーカーは、岩村昇元ワーカーから「神は愛なり」との励ましの言葉を受け、JOCSのワーカーを志します。派遣されたバングラデシュのチャンドラゴーナ・キリスト教病院に小児科病棟はありましたが、小児科医はいませんでした。

小宅元ワーカーは、保育器や吸入器等を導入して小児科病棟の施設を整備すると共に、生まれたばかりの赤ちゃんの低体温を防ぐための処置改善など、職員へ知識や技術を伝達しました。子どもたちが長期の入院中にマラリアに感染することもあったため、病棟に蚊帳を導入し、院内でのマラリア感染は減少しました。更に、「病院で待っているだけでは改善されない」と、地域の村々を訪問し、マラリア迅速診断キットを用いた診断と治療に励みました。

次回の国際保健医療勉強会は、JOCS元派遣ワーカーである青木盛医師からパキスタンの子どもたちの健康といのちを守る働きから学びます。