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HOME>ニュース>奨学金>バングラデシュの奨学生からのメッセージ ~アドベント4週目~
2022.12.19
12月18日よりアドベント※4週目に入りました。4本目は「愛」のキャンドルを灯します。
(1本目は「希望」、2本目は「平和」、3本目は「喜び」)
「神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。」
神様は、私たちに神を愛し、そして自分自身を愛するように隣人を愛するように教えられました。クリスマスを迎えて、この世界中の人々が、愛によって、希望と平和と喜びの人生を送ることができるようにお祈りします。
※アドベント:クリスマス前の約4週間のこと。教派により呼び名が異なり、待降節、降臨節、待誕節などと呼ばれる
今週は、バングラデシュの奨学生から届いたクリスマスメッセージをお送りします。
奨学生が所属するカイラクリ・ヘルスケア・プロジェクト(以下、KHCP)はニュージーランド人の故ベーカー医師によって立ち上げられました。ベーカー医師の源にある「愛」が奨学生を通して、コミュニティのすべての人々に届けられることを願います。
◆スジット・ランサさん (JOCS元奨学生 バングラデシュ カイラクリ・ヘルスケア・プロジェクト)
私のモチベーションの源は、ベーカー医師やJOCSの乾眞理子元ワーカー(医師)、山内章子元ワーカーそして岩本直美ワーカーの働きです。彼らの働きを見て感銘を受け、私も彼らのように人々のために、社会の役に立ちたいという思いによって、今の私があると言っても過言ではありません。
聖書の中で「良きサマリヤ人のたとえ」にあるように、神様は私に「社会から見過ごされている人々に何かをするときは、私にするようにしなさい」と語られました。神様は必ずその行いに報いてくださると信じています。
JOCSのご支援くださる皆さまへ、神様は本当に良いお方です。
クリスマスの豊かな祝福がありますように、お祈りいたします。
※医師ではないが、農村地域において、複雑でなく、頻繁に起こる病気の診断と治療および、妊娠出産時のサポートをおこなう
◆ハミダ・ベガンさん (JOCS奨学生 バングラデシュ カイラクリ・ヘルスケア・プロジェクト)
今年、私が経験したとても嬉しかった出来事を皆さんにお伝えしたいと思います。
ある日、出産を控えた女性が運ばれてきました。その女性の状態から他の病院に転送して帝王切開で出産するのがよいのではないかと考えていました。しかし、すでにとても危険な状態にあったので、私たちはその場で分娩することを決断しました。そして、赤ちゃんは無事に生まれ、女性も助かりました。私たちは普通分娩で女性を助けることができたのです。本当に神様に感謝しました。
メリークリスマス、そして新年おめでとうございます。
奨学金を通して私の研修を支えてくださっているJOCSの皆様に感謝します。そして神様の祝福が豊かにありますようにお祈りいたします。
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