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HOME>ニュース>奨学金>医師を目指すインドネシアの奨学生、グレース・ヴァージニアさんからの報告
2024.07.23
医師を目指して、2018年からインドネシア・タドゥラコ大学にて勉強しているグレースさんからレポートが届きました。
「私は今、最終学年に在籍しています。大学では本当にたくさんのことを学びました。大学に入ったころは私には難しいと思っていた知識や技術も、習得することができました。学士課程修了間近となった今、将来医師として働くための知識と技術を身に付けることができ、神様に感謝しています。聖書の言葉『確かに未来はある。あなたの希望が断たれることはない(箴言23章18節)』はその通りだと思います」
グレースさんにとっての理想の医師とは、確かな知識と技術を有するだけでなく、患者とよい関係性を築くためのコミュニケーション力を備えている人物だといいます。大学での学び、特に臨床実習を通してそのことに気づいたとグレースさんは話します。
大学卒業後は地元に戻り、かつてボランティアとして事務作業をおこなっていたシナルカシ病院で働く予定です。シナルカシ病院は、かつての宗教紛争の影響で治安上の問題が残る地域にあります。そのような地域で働くことを望む医療従事者は少ないため、シナルカシ病院では人材が不足しています。グレースさんはシナルカシ病院に医師として戻り、地域の人々の病気と向き合い患者を助けることを通して地域に貢献したいと考えています。
(写真右端がグレースさん)
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