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奨学金で看護師助産師の資格を取得!タンザニアのジャネスさんの近況報告

2024.07.25

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いつもJOCSの活動をご支援くださり、ありがとうございます。

タンザニア・タボラ州の活動地であるタボラ大司教区保健事務所(以下、TAHO)傘下のンダラ病院で看護師助産師として働くジャネス・ワルワさんをご紹介します。

 ジャネスさんは、JOCSの奨学金で202011月から3年間の看護の研修を受け、看護師助産師の資格を得て202310月にンダラ病院に復職しました。「看護師になって地域の人々を助けたい」という思いが奨学金応募のきっかけでした。

インタビューをする小宅理事(右)とジャネスさん

ジャネスさんには2311月にも会いました。その時はあまり意欲が感じられず、長く働いてくれるのだろうか、という印象がありました。ところが、奨学金委員の小宅理事とともにお会いした今回、ジャネスさんは、この1年間の経験を生き生きと語ってくれました。今は経験と「患者さんを助けることができている」という実感が成長を促したのではないかと思います。

 
ジャネスさんは、「全く知識がなかったところから、看護ケアを学ぶことができて、とても満足しています。」と語ってくれました。

ジャネスさん
ジャネスさん
現在は産科病棟と分娩室を担当しています。新生児蘇生法(※)は、人形を使って毎日練習しています。分娩監視装置(※)も使えるようになりました。重い症状の患者さんが入院したときは、コミュニケーションをとって、良い関係を築けて、ケアの内容を理解してもらうことができました。その患者さんが回復した時は本当に嬉しかったです。JOCSの奨学金を受けて、私の人生は輝きました。支援くださった皆さまの温かいお気持ちに感謝します。皆さまに神様の祝福が豊かにありますように。

 
これからもジャネスさんの「患者さんを助けたい」という思いを応援してください。

 

(※ 新生児蘇生法や分娩監視装置の使用は、TAHOと協働で実施中のママ・ナ・ムトトプロジェクトの活動の一つです。)