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ミャンマー難民医療支援 ~すべての戦争犠牲者を代表して感謝を~

2024.04.02

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キャンプでの食事配給

ミャンマーでは、2021年のクーデーターを発端とした武力衝突により、多くの人々が住んでいた村を追われ、避難生活を余儀なくされています。JOCSは、ミャンマーとタイの国境地帯にいるミャンマー難民と山岳民族の生活向上のための社会開発事業をおこなっている団体、Where There is No Doctor Organizationを通して、避難民に医療支援と食料支援をしました。

 


WhereThere Is No Doctor Organizationの団体代表、デイビッド医師より

診療を手伝うカレン族のヘルスワーカー

私たちは避難民キャンプで活動しています。大きなキャンプは3つありますが、人数は常に変化しています。1軒の竹製の家に2、3家族が住んでいます。戦争犠牲者は毎日増えており、住宅が足りないのです。

私たちの診療所には今日、90人ほどが来ました。通常、男性は来ません。戦争がまだ続いているため、彼らの多くは、安全への懸念から自分の姿を一目にさらしたくないのです。

何千人もの人々がジャングルに潜んで暮らしているので、バックパック・ヘルスワーカーが、彼らのために移動して診療しています。

同時に、ジャングルの奥深くの安全な場所にある洞窟にミニ病院をつくり、緊急性の高い疾患やけが、手術、切断手術に対応しています。

すべての戦争犠牲者を代表して、日本の皆様に感謝を申し上げます。特に、苦しんでいる子どもや女性を助けてくれて、本当にありがとうございます。