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HOME>ニュース>奨学金>タンザニア 聖アンナ・ミッション病院で働く元奨学生 医師部長のシスター・シャイニー
2024.09.20
いつもJOCSの活動をご支援くださり、ありがとうございます。
タンザニア・タボラ州に、JOCSの協力団体のひとつであるタボラ大司教区保健事務所(以下、TAHO)があります。TAHO傘下の病院、聖アンナ・ミッション病院で働くシスターシャイニーをご紹介します。
シスターシャイニーは、現在医師部長として活躍しています。弓野綾元ワーカー(2015~2018年派遣、医師)が開設した慢性疾患クリニックの医師も務めています。慢性疾患クリニックには現在は多くの患者が登録して、治療を受ける患者が増えてきました。
シスターシャイニーは、JOCSの奨学金で2008年から2年間学び、准医師の資格を取得しました。近年は、聖アンナ・ミッション病院の医師をまとめる立場として活躍してきました。現在は、医師が不足している部門に入ることが多く、特に入院病棟や救急外来の診療に入ることが増えたといいます。
シスターシャイニーは、現在の病院について語ってくれました。
「現在の病院の課題は、早期産児や低出生体重児のケアを開始したものの、小児科医がいないことです。短期研修を受けた看護師がケアをおこなっていますが、小児科医がいればサービスの範囲が増えると信じています。最近は、妊娠時の合併症で他の医療施設から搬送されてくる妊婦が増えているので、対応できる人材を育成や雇用できるようにと願っています。これまで聖アンナ・ミッション病院のスタッフのための奨学金を支援くださったことに感謝いたします。医師部長として、これからも病院の保健医療サービスの向上に努めていきます。」
聖アンナ・ミッション病院で医師部長として働くシスターシャイニーの活躍を応援してください。そして病院のサービスの質が向上して地域の人々のいのちや健康が守られるように、お祈りをお願いします。
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