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HOME>ニュース>奨学金>ネパールの協力団体:タンセン病院からのクリスマスメッセージが届きました
2024.12.05
今週からアドベント(待降節)に入りました。クリスマスを待ち望む、とてもわくわくする季節です。
奨学金の支援をしているネパールのタンセン病院からクリスマスのメッセージが届きましたので、皆さまにお届けいたします。タンセン病院は、1960年代~70年代にかけて岩村昇元ワーカーが派遣されていた病院です。現在は、JOCSの奨学金で資格を取得したスタッフが、地域の健康といのちを守るために働いています。
2024年12月現在、タンセン病院から5名のスタッフがJOCSの奨学金で、それぞれの資格取得のために学んでいます。そしてすでに奨学金受給を終えたスタッフもタンセン病院に戻って働き続けています。そのうちの一人、プラティマ・シャー医師(写真右)をご紹介します。
プラティマ医師は、2022年に病理医の資格を取、タンセン病院で病理診断※ができるように取り組んできました。そして最近、新しく開設された病理部門のリーダーとなり、病理組織検査を含むたくさんの臨床検査をタンセン病院でおこなうことできるようになりました。
他の施設で検査をする必要がなくなったために、早期診断が可能になり、患者さんへの負担も少なくなりました。このような新たな取り組みを開始できたのは、奨学金プログラムのおかげです。本当に心から感謝いたします。今後も良好な協力関係が継続されることを願っています。
※病理診断:患者から採取した組織や細胞を顕微鏡で観察して診断をすること。
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