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インドネシア奨学生近況報告:臨床検査部門の部門長を務めるジョイスさん

2025.11.27

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いつもJOCSの活動をご支援くださり、ありがとうございます。

10月にインドネシア・中部スラウェシ州のテンテナにあるシナルカシ病院を訪問しました。そこでは、元奨学生、現奨学生の計21名に会うことができました。

2025年に奨学生として採用されたジョイスさんにも今回お会いすることができました。

 
ジョイスさんは、臨床検査部門の部門長を務めています。業務が多忙なため、研修はオンラインと対面を併用したハイブリット形式でおこなわれます。9月から研修を開始し、2年間で部門長に必須となる「ディプロマ4」の取得を目指しています。

研修では、基礎的な臨床検査に加えて、高度な検査技術や管理業務に関する知識とスキルの習得が目標とされています。研修は始まったばかりですが、病院に貢献できる技術を身につけ、将来的には検査設備・検査項目の拡充、スタッフの技術向上、サービス品質の向上を図るマネジメント体制の構築を目指しています。

現在、6人の臨床検査部門スタッフのマネジメントと研修の両立は大きな挑戦ですが、2年間の学びがシナルカシ病院の検査部門のサービス向上につながるように、ジョイスさんの今後の学びと働きが順調に進みますように、お祈りお願いします。

ジョイスさん(左)

ジョイスさんが働く臨床検査室