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HOME>ニュース>今みなければならない映画「いのちの山河 日本の青空Ⅱ」
2014.03.10
3月5日(水)雨の降る中、JOCSチャリティー映画会「いのちの山河 日本の青空Ⅱ」を開催しました。
当日は154名の方々にご来場いただき、奨学金指定募金135,360円のがありました。皆様のお気持ちを活かして奨学金支援活動に使わせていただきます。
さて、上映作品「いのちの山河 日本の青空Ⅱ」は戦後の岩手県沢内村を題材にした映画ですが、冒頭は憲法9条、25条についてのお話です。昭和30年代「貧困・豪雪・多病」の三悪に立ち向かう、沢内村の村長深沢晟雄は、まずなにもかもを埋め尽くし、病人がでても病院までの道を埋めてしまう豪雪の問題からとりかかります。道が通れるようになったら、赤ちゃんが多く亡くなっていた問題を解決すべく、村で保健師を雇用し、乳幼児の健診に力を入れます。そして当時は貧困から、働けなくなったお年寄りの自殺が後をたちませんでした、その問題を解決すべく、高齢者の医療費無料に踏み切ります。当初はこれらの問題を解決しようとしても村の人々の反対にあったり、国の圧力がかかり困難は続きましたが、ひとつひとつ解決し、良い方向に向かっていく村の姿は感動的でした。
ご来場くださった方々から感想をいただきましたので、ご紹介します。
・本当の自治、本当の政治。今こそ見るべき映画だと思いました。
・とても感動して、涙を止めることができませんでした。
・憲法の原点とは何だったのかを、ひとつの地域の村の現実を通して描いているところに、この映画の力がありました。村長の合意形成の困難さ等々、決して過去のものでない日本の今があると感じました。
・村人みんなの力で達成する、すばらしい映画だと思いました。
・言葉では表せられない位とても良かったです。
・心が熱くなり考えさせられました。
・憲法9条、25条、今こそ注目していきたいものですね。
・今の政治家の人たちに観てもらいたい映画です、こういう方がいたということは本当に素晴らしいです
・丁寧に描かれていて戦後の沢内村の事情は他の地方でも共通のものだったと思います。全国的に注目されたすばらしい実践、社会的存在としての医療と福祉活動。改めて今こそもっと見習うべきだと感じました。
JOCSでは来年もチャリティー映画会を開催します。
会場は今回と同じくカメリアホール(亀戸駅から徒歩2分)を予定していますので、是非ご参加ください。
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