HOME>ニュース>奨学金>奨学金事業 近況報告 ― 奨学生22名が新たに選ばれました

ニュース

奨学金事業 近況報告 ― 奨学生22名が新たに選ばれました

2021.09.24

シェア ツイート

JOCSは奨学金の支援を通して、現地協力団体が活動する地域の医療の担い手となる保健医療従事者の育成をしています。

2021年度はアジア・アフリカの5か国より72名の応募がありました。このたび、選考を経て最終的に22名の奨学生が選ばれました。

彼らは医療の行き届かない地域の医療現場で活躍できる人材となるべく、これから研修を開始します。昨年から続く新型コロナウイルス感染症により、各国の教育機関は大きな影響を受け、それは奨学生にも及んでいます。オンライン授業による履修が中心となり、実地研修は実施できない状況のため、履修スケジュールが全体的に遅れたりしています。また、入学時期や新学期の授業開始時期が遅れたり、修了試験が延期されたりと、多くの奨学生が、これまでの奨学生が経験してこなかった困難に直面しています。しかしこのような状況下であっても、奨学生が前を向き、目の前の困難を一つ一つ乗り越えながら、医療の知識や経験を得るだけでなく、医療に携わる人材としてたくましく成長し、前進し続けていくことを願います。

これからも皆さまのお支えを必要としています。奨学生の学びと心身の健康が守られますよう、お祈りをお願いいたします。