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Raihan

2011.12.20

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8歳の男の子。2ヶ月前からの全身の浮腫と尿量減少。
11月16日Kailakuri clinic初診、体重30kg 身長125.5cm、尿蛋白(3+)、
「ネフローゼ症候群うたがい」で入院。
入院後、利尿剤開始、11月22日にはステロイド剤prednisolone45mg開始したが、
浮腫+乏尿+蛋白尿持続~悪化。

 11月26日、かなりしんどそうで食欲も無い。

Pakistanの青木ワーカー(JOCS)に相談。

相談の結果、11月27日からprednisolone 55mgに増量。
今までKailakuriでは習慣のなかった「1日尿量測定」も始めた。
やっと薬が効いて尿量も増え、12月3日には尿蛋白陰性に!

体重;11月28日31kg ⇒29日32kg⇒12月2日28kg⇒7日24kg⇒9日22kg。

 浮腫が無くなり、別人のよう。

12月初めには学年の最終試験があった。
「試験を受けに学校へ行きたい」と訴え、「ダメ」と言われて泣いていたRaihan。
元気になって、付き添いのお母さんもやれやれ。

ただ、血圧が高い(prednisoloneの副作用?)ので、12月13日から降圧剤を始めました。
これからも良い経過でありますように。
青木さん、皆さん、いつもありがとうございます
世界中(?)の医師たちとの相談窓口係になっている私です。

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Raihan, 8 years old, suffers from“nephrotic syndrome”.
In spite of our treatment, he got worse.
I sent his data to Dr Aoki, JOCS worker in Pakistan, and asked for his advice.

Raihan is fine now. His mother is very relieved.
We thank all of you for supporting our patients in Kailakuri.

バングラデシュ短期ワーカー 乾眞理子