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HOME>ニュース>弓野綾元ワーカーによるオンライン国際保健医療勉強会を行いました
2021.06.14
今年度は、アジア・アフリカの「小さくされた人々*」の視点で感染症を考える勉強会を開催しています。(*JOCSが支援するアジア・アフリカの貧しく脆弱な立場におかれた人々をJOCSでは「小さくされた人々」と呼んでいます)
第1回目は、5月28日(金)に弓野綾医師(2015-2018タンザニア派遣ワーカー)から「小さくされた人々の生活と感染症との関わり:タンザニア・タボラでの医療活動で見えたこと」を紹介し、16名の方にご参加いただきました。
弓野元ワーカーは、タンザニアのタボラ州にて活動する中で、多く接した感染症として、マラリア、肺炎、下痢症、HIV/AIDSを例に、限られた医療資源での診断や治療状況、感染症に罹りやすい小さくされた人々の生活環境を説明しました。
現在、新型コロナウィルス感染症拡大による医療用酸素の不足がニュースになっていますが、弓野元ワーカーが活動していた聖アンナ・ミッション病院にある限られた台数の酸素供給機では、故障や停電、患者の経済的負担など様々な理由で継続的な治療が難しかった経験も共有しました。
参加者からは「タンザニアの医療の状況やどんな病気が多いのかなど、とても勉強になりました。また、弓野さんの実体験のお話を聞くことができ、非常に参考になりました」などの感想をいただきました。ご参加下さった皆さま、本当にありがとうございました。
次回は石川信克医師(元バングラデシュ派遣ワーカー)から「結核対策を通じたコミュニティエンパワメント バングラデシュと共に40年」を学びます。ぜひ、ご参加ください。
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