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畑野研太郎会長によるオンライン国際保健医療勉強会を行いました。

2022.01.21

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20211217()JOCS会長の畑野研太郎(医師、1985-1994バングラデシュ派遣ワーカー)による国際保健医療勉強会「JOCSと私」をオンラインにて開催し、14名の方にご参加いただきました。当勉強会は、101()に実施した畑野による「JOCSと私 ハンセン病患者に仕えて:世界と日本の現状、バングラデシュ・ミャンマーと日本の経験から」の続きを聞きたいとの要望が多数寄せられたことから、特別回として開催したものです。

 

畑野は、医学生時代に岩村昇元ワーカーと出会い、JOCSワーカーへの道に導かれます。バングラデシュのチャンドラゴーナキリスト教病院に派遣され、12年間、ハンセン病の人々に仕える働きをしました。当時のチャンドラゴーナキリスト教病院ではハンセン病の問題が大きく、毎年450人の患者が新規登録されていました。畑野は、院内での働きに加え、学校での健診や健康教育、テレビを積んだ車で村々を回り、地域住民への啓発活動も行いました。任期の後半は、自身の離任後も働きが引き継がれるよう、現地の医師の人材育成にも力を入れました。

 

勉強会当日は接続トラブルのため、発表時間が短くなってしまいましたが、参加者の方からは、「畑野さんのワーカーとしてのお働きを、写真を通してリアルな形で知ることができました。」との感想がありました。ご参加下さった皆様、ありがとうございました。

 

JOCSは今後も国際保健医療勉強会を実施していく予定です。次回の開催が決まりましたら、ホームページにてご案内いたします。ぜひ、ご期待ください。