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ケニア 第二期シロアムプロジェクトの進捗報告を掲載しました

2024.06.19

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JOCSは、作業療法士の河野眞(こうの まこと)専門家を、シロアムの園に5月に1週間派遣しました。8カ月ぶり2回目の派遣になります。今回の派遣では、昨年10月末に開始されたアンガザクラス(成人移行期クラス)を中心に、指導や助言をおこないました。

スタッフへの講義

クラス活動・グループ療法双方において、機能改善を中心に活動内容を考えてきたスタッフたちにとって、ライフスキルの習得を目指したアンガザクラスの活動内容を考えることは、試行錯誤の連続でした。養育者からの新しいクラスに対する期待があるなかで、目に見える形での成果がすぐに現れないこともあり、活動内容のあり方について助言を求めていました。

河野専門家は、アンガザクラスの活動内容案を作成した教育スタッフからの聞き取り、アンガザクラスへの参加を通して検討をおこないました。また障がい児者の成長に伴って変化する機能の発達、それに基づいた生活のニーズについて、療育スタッフ、教育スタッフに講義をおこないました。講義の際に出た機能改善以外のセラピストの役割についての質問に対しては、今子どもたちに備わっている能力を最大限発揮できるような関わり方、健康維持のためのプログラムの作成といった新たな役割を提示しました。

 

ぜひ、ケニア シロアムプロジェクト活動進捗報告 No.5 (2024年6月)をご覧ください。