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【タンザニア・ミサ体験!】タボラ大司教区の特別なミサに参列しました

2024.07.24

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6月にタンザニアの活動地・タボラを訪問し、JOCSの奨学金支援で資格取得した奨学生たちに話を聞いてきました。ンダラ病院で働く看護師の記事を掲載しましたのでそちらもご覧ください。
 
今回は、滞在中にとても貴重な体験をしましたので、ご紹介させて頂きます。

昨年、タボラ大司教区の大司教が引退、新しく枢機卿(※1)がタボラ大司教区を司ることになりました。ローマ教皇から直近の1年間に就任した大司教に「パリウム」という布が授けられる特別なミサがタボラ滞在中に執り行われることになり、参列させて頂きました。「パリウム」は子羊の毛で編まれた布です。聖書には、良い牧者は見失った1匹の羊を「見つけるまで捜し歩かないでしょうか。見つけたら、大喜びでその羊をかついで・・・(ルカ1545)」とあるように、タボラ大司教区を守り導く権威と使命を象徴しています。

 

 

アフリカらしい打楽器を使った賛美、子どもたちによるダンス、とにかく最初から最後まで心が躍るような活気が溢れ、喜びに満ちており、信仰に生きる人々の豊かさを見た気がします。

 

前大司教や枢機卿は、いつもプロジェクトの進捗や奨学生のことを気にかけ、謝意を表してくださいます。神様の御手の中で、導かれ守られて私たちは活動を継続できていることを改めて感じました。

皆さまからのご支援に感謝いたします。これからも活動地のタンザニア・タボラの様子をお伝えしていきたいと思います。

 ※1 枢機卿(すうききょう)は、ローマカトリックにおけるローマ教皇の最高顧問で、教皇に次ぐ最高位の聖職者