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倉辻忠俊元シニアワーカーによるオンライン国際保健医療勉強会を行いました

2022.06.22

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2022527()、倉辻忠俊元シニアワーカー(医師、2011-2012タンザニア派遣)を講師に迎え、国際保健医療勉強会「子どもたちのいのちに寄り添って:タンザニアの事例」をオンラインにて開催しました。

 倉辻元シニアワーカーは、北里柴三郎、シュバイツァー、マザーテレサに感銘を受け、医師になり人々に仕える召命を受けます。召命に応える中で、生物医学研究を極め、ラオスやベトナムでは、国家レベルでの国際保健プロジェクトに従事しました。その後、JOCSのシニアワーカーに導かれ、タンザニア北部のタボラ大司教区にて、州内で唯一の小児科専門医として、現地の職員と共に子どもたちの診療に携わりました。

当時、タンザニアの乳幼児死亡率は、104(1,000出生)と世界193か国で下から33番目であり、タボラ州では、入院した10人に一人の子どもが亡くなっていました。

倉辻元シニアワーカーは、現地事情を尊重し、医療資格や機器が限られた中でも出来る乳幼児の診断・治療・予防について指導を行いました。倉辻元シニアワーカーと共に働いていた医師補は、JOCSの奨学金を受け医師となり、現在は雨宮ワーカーと地域の人々の健康といのちを守る働きを続けています。 

次回の国際保健医療勉強会は、JOCS元派遣ワーカーである小宅泰郎医師からバングラデシュの子どもたちの健康といのちを守る働きから学びます。

ぜひ、ご参加ください。