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HOME>ニュース>インドネシア出張:中部スラウェシ教会(GKST)78周年記念礼拝に出席しました
2025.11.26
10月に3年ぶりにインドネシアを訪問しました。今回はシナルカシ病院のあるテンテナに行くことができました。
テンテナ市があるポソ県は、日本の外務省が発出している海外安全情報では、治安上の問題で長らく渡航中止が発出されていましたが、レベル1に引き下げられました。ポソ県テンテナを訪問したのは11年ぶりになります。病院では、2007年に環境汚染対策上の問題で病院移転を政府から要請されて以来、新病院の建設が課題でした。そして2024年11月に、ついにその新病棟が完成しました。2025年3月に地方政府から新病棟での営業許可を得て、医療サービスをすべて新病棟に移転することができました。
旧シナルカシ病院
新シナルカシ病院
JOCSは、シナルカシ病院とは奨学金の支援で長い協力関係があり、今回は現在の奨学生と元奨学生21名に会って直接話を聞くことができました。シナルカシ病院の現院長であり、元奨学生であるマディ医師の記事を掲載しましたのでそちらもご覧ください。
78周年礼拝
今回の滞在中には、中部スラウェシ教会(以下、GKST)78周年記念礼拝があり、出席させていただきました。この礼拝に出席するために各地から集まったGKSTの牧師は約600人。イスラム教徒が9割を占めるインドネシアで、スラウェシ島にキリスト教の福音が広がり、現在も信仰が根強く継承されていることに感謝の念が沸き起こりました。
礼拝は、民族音楽と踊りから始まり、GKST所属の牧師たちが前方に集まり祈り、女性たちや子どもたちによる賛美、そして礼拝メッセージがありました。
「あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。(詩篇119篇105節)」
子どもたちの賛美
女性たちの賛美
牧師たちの賛美
礼拝に出席させていただき、インドネシアの人々の穏やかな人柄、やさしさ、心の豊かさは、主を信じる信仰が固く人々の心に根付いているからだと感じました。
この出張すべてを通して、訪問先で身に余るほどの歓迎を受け、人々のやさしさに触れました。
JOCSが支援する病院は、公共交通機関もなく都市部の発展からかけ離れた僻地にあり、地域には今も十分な医療を受けられない方がたくさんいます。しかし、そこで働く人々は、一人でも多くの人々の健康といのちを守るために、地域に留まって働いています。
皆様からのご支援に感謝いたします。インドネシアの地で支援を必要とする人々に届けていきたいと思います。
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